ストーリー

あらすじ

テニスの聖地・ウィンブルドン。世界の強豪ジュニア選手たちを集めた大会に日本代表校として招かれた青学（せいがく）、氷帝、立海、四天宝寺の面々。憧れのコートを前にライバル意識を燃やしつつ、久しぶりの再会を果たす一同を事件が襲う。なんと、練習中に手塚や白石、鳳や宍戸たちが何者かに襲われたのだ。かろうじて相手を退ける者もいれば、ケガを負ってしまう者も。そして、魔の手は、リョーマや桃城にもおよぶ。絶体絶命の危機に謎の人影が彼らの前に現れ、代わりにボールを打ち返す。左手中指に同じリングをはめる謎の2人。先に現れリョーマたちを襲った男は「クラック」というストリートテニスグループのリーダー・キース。そして、キースの前に立ちふさがったもう1人の謎の男が「クラック」の元メンバーで、今は彼らと敵対するシウだった。

翌日、再びリョーマたちの前に現れたシウはクラックとの関わりを避けるようにと忠告する。警察に届けようとする日本メンバーたちに、シウは自分の手でクラックを叩き潰すと宣言する。納得できない一同だったが、リョーマだけは素直にその言葉を受け入れ。シウをキースの元へ行かせるのだった。船着き場からクラックのアジトに向かおうとしているシウの元へ突如リョーマが現れる。リョーマは船に飛び乗るとシウと共にキースの元へ向かう。一方、リョーマがいないことに気づいた日本代表の面々も事態を静観する素振りを見せながらクラックのアジトに向かう。そこに比嘉のメンバーも現れる。

クラックのアジトの古城に着き、城の奥に進むリョーマとシウ。それを出迎えるキース、そしてクラックメンバーでシウを敵視しているピーター。まずはシウにピーターが挑みかかる。その頃、古城の各所では他のクラックメンバーたちと日本代表の勝負も始まっていた。城の入り口の跳ね橋では不二と木手が、場内の地下の巨大ワインセラーでは真田、切原が、リアルテニスコートでは跡部が、城内の回廊に現れたコートでは手塚、白石が、それぞれ変則ダブルスやフェンス越しのまさに死闘を繰り広げていた。そして城の奥には、キースに追い詰められるとシウとリョーマの姿があった。それぞれの変則コートで戦い続ける日本代表の面々の勝敗の行方は？そしてリョーマとキースの勝負の行方は・・・テニプリオールスターズの死闘を見逃すな！！